きさらぎ駅 改変シナリオ

名前: @raidy9 / 藤堂雷
タグ: TRPG
公開範囲:公開 閲覧数:2756
作成時刻:2015-11-14 18:01:35 更新時刻:2015-11-14 18:15:49
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わたる氏作のシナリオ「きさらぎ駅」の改変シナリオです
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5857588

オープニング

それはある夜のことだった
冒険者諸君は電車に乗り込んだ。帰宅者が多く乗る電車は、そこそこ混んでいるが、1カ所座れるスペースを見つけた
(PL諸君との合流、会話)
会話を終えると、その日一日の疲れからか、2人ともうとうとし始めます
おやすみなさい……

ふと目が覚めると、電車はあなたたち2人しか乗っておらず、
なぜか電車は長い長いトンネルの中にいる。
おかしい、行き先から自分の降りる駅までトンネルなんかなかったはずだが……それにもう20分はトンネルの中を走っているようだ。
このトンネルは何なのか? ここはどこなのか? 自分たちは一体どこへと向かっているのか?
疑問だけが飛び交う2人にはお構いなしに電車はじょじょにスピードを落とし、駅へと停車しました

「きさらぎ駅ーきさらぎ駅です
お忘れ物のないように、お乗りください」

アナウンスが告げたのは、「きさらぎ駅」という駅の名だった

☆電車内
探索者たちは同じ車両、近隣に座っています。
他に誰かの姿はありません。

電車内ぱっと見
今まで洗練された21世紀らしい電車に乗っていたはずなのに、いつのまにかめっちゃ昭和レトロ感ただよう古く小さな車両に変わっています。
どうやら1両編成っぽいです


駅に止まっている間は常に乗降口の扉は開いています。


1両しか車両はなく、運転席は鍵がかかっておりカーテンが降りていて中を見ることはできません。
≪鍵あけ≫に成功しても「開いた」と思った瞬間に中から鍵がかけなおされます。
もう一度試すと開けることができます。しかし中には誰もいません。田舎の電車の狭い運転席があるだけなのを見てSANC(0/1d3)
≪STR対抗≫で開くこともできます。その場合扉の耐久は8です。
窓ガラスを割って鍵を開けることもできます。何か硬いものや重いものをぶつけるならロールなしで割れますが、≪幸運≫に失敗するとガラスで耐久力に1d4ダメージ。

運転席を触ると誰かが今まで座っていたように暖かいことに気付く。

車両には何もありません。
電車は動くことなくその場にずっと鎮座しています。
しかし全ての探索者が駅から一度出てしまうと、発車ブザーが鳴り、どんなに急いでホームに戻っても電車は消えてしまっています。
眠って翌日(?)にすると、最初に駅に入ったときにまた電車があります。犠牲者が増えているのかもしれないが、探索者たちに見つけることはできません。
この電車もまた駅から出てしまうと発車ブザーが鳴り、翌日にならなければ再度現れることはないです。

☆きさらぎ駅 ホーム
パッとみるとホームにはベンチと、自販機と、駅名の書かれた看板があります

ベンチ
古くて小汚いです。それだけです

自販機
どこの会社の自販機かは不明です
飲み物も、見たことのないラベルばかりが並んでいます。
若干透明カバーが汚くて商品名なんかは見えにくくなっていますが、ちゃんと自販機は動いていて、商品は販売中っぽいです。
<知識ロール>
あなたは商品名も、ラベルに書かれた文字も、この世のどの言語にも存在しないことがわかってしまいます<0/1>

駅の看板
駅名の記された看板には「きさらぎ駅」と書かれていますが、通常書かれているはずの前後の駅名は記載されていません。

<ホーム目星 成功>
ホームの端に立っている柱を見つけます。
柱には、なんか鉄の箱が取り付けられています。縦横20cm四方ほど。
箱には「駅員以外の人は触らないでください」と書かれていて、あと鍵がかかっているようです

<鍵A もしくは鍵開け×2 で解錠>
箱を開けると、鍵の差し込み口が出てきました。
鍵穴の回りに ←〈鍵穴)→ のように矢印が書かれています。鍵を差し込んで回すと何かが起きるようですね

鍵Aで開きます。特殊な形状の鍵なので、≪鍵開け/2≫でも可です。
中には鍵穴がもう一つ。鍵Bを差込回すと発射ブザーが鳴り、発射アナウンスが響きます。こちらは≪鍵開け≫では回せません。
回した時に電車がいれば、ブザーが終わると同時に乗降口の扉が締まり電車が動きだします。

駅舎
駅員さんに切符を切ってもらうスタイルのクラシカルな改札口を出ると、正面に出口、左手に駅員室、右手に待合室があります

☆きさらぎ駅 待合室
古い作りの待合室にはベンチがあります。待合室の壁には「そうだ、山へ行こう!」「おいでよ比奈~豊かな自然、山の恵みの溢れる里~」
などの観光ポスターが貼られている

よく見ると、
ベンチの傍らには黒っぽい人影があります。人影は男女はっきりせず、人がいる、と認識できるだけです。

人影に話掛けよう、よく見ようとすると、それはぼやけ、目を凝らせば凝らす程に向こう側の風景が見えます。SANC(1/1d3)
幽霊……なのでしょうか?(手帳の死体の人かな?)

<目星成功>
ベンチの手前に「手帳」が落ちています。

【手帳】
前半は汚いながら普通の文字で書かれているが、後半は文字が震え、何とか読めるがかなり判読が困難になっています。


1ページ目

妙なところに来た。きさらぎ駅?
調べてみたら都市伝説の中の謎の場所、だそうだ(笑)…さて、どうやって帰るんだ…?

えーっと、とりあえずネットで調べた情報をとりあえず書いてみるか
・火を焚いて煙を上げてみる(?)
・ここの飲食物は食べちゃだめ
・呼ばれても振り返ってはいけない
俺は!!!!帰る方法が知りたいんですけど???!!!(全ギレ)

2ページ目

外も歩いてみたが帰り道が見つからない。
どう歩いてもここに戻ってきちまう。
トンネルは入っちゃダメってオカ板の住人から言われたけど……どうなんだろう。

3ページ目
電車だけどさ……車内でどんなに待っても電車は動かないのに、
駅の外に出ると、景気のいいベルと共に発車しやがる。俺はぉこだよ(`ω´)
それで、ふて寝して起きたらいつのまにか電車が来てる。謎すぎ案件
つーか、誰がどうやって発車ベル鳴らしてんの?
駅員……いないんだけど

4ページ目
かみ うま
きっと おれは ここで しぬ。
おなかすいた ねむい。 もう どれくらい たべてない かな。
ジュース あるけど たべちゃ だめって はなし
いえに かえりたい かえりたい かえりたい
なあ この てちょう みてるやつ、どうか おれのこと、つれてかえって。
おねが 』

このページから先は、まるで食いちぎられたように破損している

<更に目星>
ベンチの下に転がっている痩せこけた死体を発見する<1/1d6>

死体はもちろん持って行けます


☆きさらぎ駅 駅員室


中は濃い潮の匂いに混じり腐臭が漂っていて酷く胸の悪くなる臭いが充満しています。

中は事務机が一つ、ソファセット、簡易給湯設備と本棚。
・事務机    ⇒ 棚は上中下と3段ついています。
           上の段が開けっぱなしになっていて、誰かがガサゴソやった形跡があります。
           中段 何もナシ
           下段 書類なんかが雑にばさばさ入っています。どの書類も紙魚に食い荒らされ、どれもこれも網のようになっています。
           書類をぐるぐるかき回すと、【鍵A】を発見します

・本棚     ⇒ 「駅いんマニュアル」
           しんじん駅いんのための INT3でもわかる☆駅うんえいマニュアル!!

何について知りたいですか?

           はっ車ベルのならしかた
          ①ホームのはしっこにある円ちゅうが はっ車ベルをならすきかいだよ!
          ②まずぎん色のカギできかいのフタをあけるよ!
          ③中にもういっこカギあながあるよ! こんどは金色のカギをさしてね!
          ④はっ車ベルがなるよ! やったね!

・ソファセット ⇒ 腐っており、使用できる状態ではなさそうです。
・床      ⇒ ≪目星≫≪追跡≫で床に水かきのついた足跡と、小さめの人間の足跡(ハスミの足跡)を見つけられます。
          水かきのついた足跡は人間大で、部屋の中のあちこちについており、この部屋の主だったのだろうと想像できます。
          小さめの人間の足跡は部屋の中を円形に歩き、すぐに部屋を出て行っています。

・給湯室→直径10センチくらいの小さな円筒の缶を発見できます
       あけると、中にはクッキーが入っています。クッキーには「ワタ シ ヲオ タベ」と書かれています
       <芸術 料理>か<薬学>もしくは<アイデア>で振ると、上から順に
       「非常に海藻臭く、匂いからすでに不味そうだし、料理人の神経を疑いたくなる」
       「匂いを嗅いだだけで、これは違法薬物が入っているだろう」
       「なんか食べたらヤバそう」 ということがわかります

☆きさらぎ駅 外
ぱっと見

駅前にはロータリー的な舗装された広場と、広場から東西に道がのびています(探索者は現在、駅に背を向けて北を向いています)
道のない北には、だだっ広い荒れ地が広がっているように見えます

<北の荒れ地 目星 or突入>
植物がぽつぽつ生えていますが、生えている植物は見たこともないもので、どこか海草のようにも見える薄気味悪いものです。
よく見ると足元は沼地になっており、入り込むと脚を取られ動けなくなります。(誰かに引っ張ってもらうか、STR×5ロールで脱出)

脱出できたあとに、「ちっ」と舌打ちが聞こえるぞ!

<駅の東の道を眺める>
駅の東の道の先には、特に何も見えません。何もない荒れ地の先に、延々と線路が続いているだけです。

<線路に沿って進む>
何もない一本道を歩き続けます。

どんどん進んでいきます。

歩き続けていると、次の駅が見えてきました。駅名を確認しますか?

あなたは駅名を確認しました。

「きさらぎ駅」


ずっと線路に沿って歩き続けていたはずなのに、どこかで反転したかのように進行方向にきさらぎ駅が見えてきました。
何度試しても同じで、2回以上試すと「意識して、まっすぐ進んでいたはずなのに元の場所に戻ってしまうことに恐怖し」SANC(0/1d3)

<線路に侵入して進む>
線路を歩こうとすると後ろのほうで誰かが探索者たちに大声で呼びかけます。
「お嬢さん達、危ないから線路の上を歩いちゃダメだよー」
振り返ると……おじさんがこちらを向いていますが……
おじさんの顔や体は見えますが……腰から下が、まるで写真修正で消されたかのようにぽっかりとなくなっていて、向こう側の景色がをくっきりと映しています。

あなたたちが線路から脇にどいたのを見届けると、おじさんはふっと、吹き消された蝋燭の火のように消えました。そんな光景を目の当たりにしたあなたたちは Sanc(1/1d3)

<そのあと線路沿いを目星>
上半身と下半身が真っ二つになり、いろいろとはみ出てカピカピになった死体を発見できます<1/1d6>
もちろん、死体は持って行けます

それでも線路を歩こうとする場合、線路上を電車が走ってきます。1回目は無条件で避けていいです
それでもなお歩こうというのなら、DEX対抗ロール
避けられなければ即死ということで


駅の西方向を眺めると、山が見えます。

<山の方に向かう>
では、あなたたちは山に向かうことにしました。

しばらく歩くと、小さな看板が見えてきますね「枝居山」と書かれています。
さて、ここらで一旦休憩して、のんびりあたりを見回してみませんか?
一応ここも山なんですから、すばらしい景色と心洗われる小鳥のさえずりなんかが聞こえ……たらいいですね


<目星を成功させる>
あなたは、山道の脇に車を停めてタバコを吸っている男性を発見します

「やあ、こんにちは」
「君たちはどこから来たの?」
「ところで、この辺でスーツを着て何故か右足だけ泥だらけな女性を見かけなかった? 駅前で車に乗せたんだけど、いつの間にかいなくなってて……」
「ああ、いや、昔懐かしのタクシー幽霊とかそんなんじゃないよ。
気づいたら後部座席のドアが開いてて……うちの車マジボロいから。そのせいでおっことしちゃったのかも」
「まあ、車から落ちたんならもう死んでるかもしれないし、どうでもいいや。
それより、中心街まで行きたいなら乗りなよ。大丈夫大丈夫、ちゃんとドアを押さえてたら開かないと思うし!」

車に乗りますか?

「乗る」→山の門2

「乗らない」

「そう、それじゃあお兄さんはもう1服するかなー」
と、男性は短くなったタバコを消して、新しいタバコをくわえて火をつけました。男性は車のボンネットに腰掛けて、引き続きのんびりぼんやりするようです

<聞き耳を成功させる>
あなたは、かすかな声を聞きつけます
「おーい、おおーい」
誰かを呼んでいるようだが、しかし囁くような声が、聞こえます
「そこのー、お姉さんたちー」
あなたたち2人のことを呼んでいるようですが……、どうしますか?

「探す」→目星or聞き耳

<目星 聞き耳成功>
あなたたちは、肩口までの黒髪に、スーツを着た女性を発見します。
何があったのかはわかりませんが、右足だけ泥だらけで、顔や手には派手な擦り傷があります

「やれやれ! ああ、やっとまともな人に会えた……」
女性は、話の通じそうなあなたたちの顔を見て安心したのかさめざめと泣き出しました。
「聞いてよ……いつもと同じ電車に乗ったはずなのに、こんな変な場所に来ちゃって、助けてーしようと思っても、幽霊っぽいのと死体と変なのばっかで心ばっきばきでさあ……! もうマジ無理なんだけど……!」

怪我のことについて聞く
「これ? ……その辺に、まだ、いる? 黒い車と、男の人……
実はさ、まあ、私独りでここに来て、わけわかんなくって、駅前の沼地に思いっきり右足をツッコんだりしつつうろうろしてたら……駅前に、その車の人がいて「乗せていってあげようか?」って言われてさ……
フツーはそんなの絶対ホイホイ乗らないけどね?!
でも、ここ、こんなんじゃん?! しかも、初めて会った生きた人間だからさ、それで、乗っちゃったんだ。

そしたら……なんかいきなりブツブツ訳のわかんないこと言い出して……あ、こりゃあ何かヤクとかキメてるなって、怖くなって、
動いてる車から飛び降りたんだ
いやー、車から飛び降りって映画みたいで我ながらかっこいい……なんて言ってる場合じゃなくって!
おかげでこの麗しい顔も腕もズル剥けよ! よい子は真似しちゃダメだよ!! お姉さんとのお約束!!
あー、喋ってたら落ち着いてきた……

あなたたちは、この世界について何かわかる? ……まあ、わかってんならいつまでもこんなところにいないよね……。
私も一緒に行ってもいい?

あ、私はハスミちゃんって呼んでね。天下無敵のスーパー銀行ウーマンだよ、ヨロぴく~☆★☆
ところで、元の世界に戻ったらイケメンとかイケメンとかイケメンとか紹介してね! 大募集中だから!

<同僚君から電話が掛かってくる>
「よう、ひなたちゃん。送られてきた旅行のチラシの写メ、とりあえず旅行会社に勤めてる友達に回しておいた。アイツは国内旅行も海外旅行もどっちも管轄してるし、何かわかるかもなと」
「どこをうろついてるんだか知らねえけど、絶対に帰ってこいよな。ひなたちゃんがいなくなったら……

俺の仕事増えるじゃん」
「友達から返信があったらまた連絡するぜー。そんじゃーなー」

しばらくして
「ひなたちゃん、友達から連絡があったぜ。口で説明すんのめんどくさいからメールそのまま転送するわ」


>俺の同僚が迷子の子猫ちゃんでさー、その地域のチラシを写メってきた。ここどこ?
僕が扱っている旅行先のパンフをざっと見てみたが、比奈という地域のものはないな。僕も初めて聞いた名前だ。
しかし、どこでそのチラシを見つけてきたんだか知らないが……そのチラシはダメだ。ダメすぎる。
デジャビュかな? とは思ったが、それもそのはずだ。

そのチラシ、構図もフォントもデザインもまるパクりなんだよな。
まあ人気のない、しかも海外の観光地のチラシだから誰も気づかないと思ったんだろうが、見る人が見たらわかる。
ちょうど手元にあったから写メるな
あ……、チラシの件は、君の同僚とは全く関係のない、どうでもいい情報だったな。
うん、とりあえずごめんな、君の迷子の同僚さんがどこにいるのかは僕にはわからなかった。
力になれずもうしわけない……。

添付されている画像を開くと、1枚のポスターが写っています。山の風景、そして
「Welcome to Innsmouth town! ~Our town have many natures gifts and love~」

<男性も女性も無視して突き進む>
「山の門1」へ


☆山の門1(ルルイエ)

やがて「伊佐貫」と書かれたトンネルが見えてきますね
かなりボロっちいトンネルです。まあ、しかし落盤なんかしませんよ。きっと!

<中に入る>
暗いです。完全な闇です。電気なんてサービスはここにはありません。何とかして抜けてください。
(壁を伝って歩こうとしたら、適当な方を指して)不意に、(PC)さんの手に、ヌルッとした何かが触れました。
(照明器具で照らすか、外に出たら)それは、どうやらワカメだったようです。

<トンネルを抜ける>「ルルイエへいらっしゃーい」
トンネルを抜けると、突然なんだかいわゆる「古代都市」っぽい景色広がっています
そして、山の上にいるはずなのに、なんだかすごく磯臭く、生臭いことに気付きます。

街の中央部が高い円錐形をしたこの街は不思議な幾何学に基づく奇怪で異様な建造物郡で構成されている。どの建物も一様にごつごつとして見え、暗緑色の巨石で構築されており、見たこともない不定形形の岩肌なのに、明らかに自然のものではないと理解し妙に不安を掻き立てられる。何もかもが大きく、遠近法すら怪しいような地形と、山の頂、街の中心部に向かうほどに、太鼓のような音が聞こえてきます。お祭りでしょうか? いいえ、現実逃避をするのは止めましょう、だんだんとその音は大きくなり、……いや、もう太鼓ではないことは明らかで、何かの呼吸音か、鼓動音のように規則的に響く打撃音が腹の底へ反響するたびに背筋を嫌な汗が濡らしていく。SANC(3/1d6+3)」

進みますか?
「町の中心部と思しき、円錐の頂点に向かって行くごとに、周囲の建物は緑色の滲出物を滴らせて根元までテラテラとグロテスクに輝いている。また海藻のような見た目に汚らしい草が建造物のあちこちに繁茂し、さらにその陰から視線のようなものを探索者たちは強く感じるでしょう。SANC(3/1d6+3)」

まだ進みますか?
「円錐の頂上、町の中心の建物と思われる大扉のついたひときわ大きな岩塊の前に辿りつきました。中からは太鼓…いや、鼓動の音が響いてきます。笛の音に似た呼吸音も響いています。貴方が足を止めてもその音は建物の中から徐々にこちらへと近づいてきているようです。大扉は金属でできており、かなりしっかりと口を閉ざしていますが、立派なものであり、一目でかなり厚みもあるのだろうと思われますが、岩壁やその扉を突きぬけてまで聞こえて来るその音から、どんなに大きなモノがこの建物の中にいるのだろうと想像してしまうことでしょう。SANC(3/1d6+3)
やがて、ギギ、と軋んだ音をたて、扉がゆっくりと開き始めます」

どうしますか?』

ここでも逃げない様であれば、クトゥルフ様とご対面となりますが、本来は眠っている方ですので、基本ステータスを全て半減させる位は必要だと思います。現在寝ボケ眼です。ただしSANCは元来通り行います。
(ステータスは基本ルルブp.213)

そこかしこにある不気味な建物の中にはクトゥルフの落とし子が眠っています。
彼らは全て眠っているため、下手に手を出さなければ脅威となることはありませんが、姿を見たものは SANC(1d6/1d20)
起こすと戦闘になります(ステータスは基本ルルブp.174)

門内部を探索していると、テケリ・リという鈴の音のような鳴き声と、ずるずると重たいものがはいずる音が聞こえることもあるでしょう。聞いたらSANC(0/1d6)
本体を遭遇させるかはKP次第です。(ステータスは基本ルルブp.181)
深き者もうろついていることでしょう。足音を聞かせる、陰に消えて行く深きものの姿を見せる等の対応をどうぞ。
こちらも遭遇、戦闘させるかはKP次第ですが、深きものはクトゥルフを信奉しているので、聖域であるルルイエ内部を信者でもない人間がうろついていることをよくは思わないでしょう。(ステータスは基本ルルブp.188)

ルルイエの内部に脱出のヒントは何もありません。


●山道の男
乗る

「お、嬉しいな。やっぱり旅は道連れっていうしね! お兄さん、実は方向音痴でね、独りで山に入るのちょっと不安だったんだ-、ナビゲートとかお願いしてもいいかな?」
車に乗ってしまうと山道へと走り出します。最初は穏やかに会話していますが、「伊佐貫」と書かれたトンネル(山門)に入ると、不意に黙り込みます。
そして、何か小声でブツブツと呟き始めます。
≪聞き耳≫に成功すると
「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん 」と夢の中で聞こえてくる例の声が唱えているのが聞き取れます。
トンネルを越えると、ケタケタと笑い、叫びます
「やった! これで僕も、偉大なるお方の眷属になれる! 偉大なるお方に朝ご飯をお持ちしたぞ!」

トンネルを越えた先には、突然なんだかいわゆる「古代都市」っぽい景色広がっています
あ、ところでそのお兄さん、めっちゃハーブキメたようなことを言っていますが、このまま大人しく車に乗っていて大丈夫ですか?
このまま爽やかに古代都市ドライブしたーい★ならいいですけど……。

<飛び降りるなら>

トンネルを越えるまで車は時速80km/hほどで走っているため、飛び降りた場合はダメージ。(DEX×5ロールで1d4/1d8)
但しトンネルを越えると車は速度を落とします。時速30km/hほどになるので飛び降りた場合のダメージは減ります(DEX×5ロールで1d2/1d4)
どの段階でも男性が飛び降りようとする探索者たちを邪魔することはなく、逃げた探索者たちを追いかけることもしません。探索者たちが逃げた後、彼はまた元の場所に車を戻し、穏やかな笑顔で何事もなかったかのように待機します。クトゥルフに食われた後も同様です。(食われるところまでを見届けた探索者が再度彼に遭遇した場合、SANC(0/1d6)
「山の門1」の「ルルイエへいらっしゃーい」へ

<飛び降りないなら>
街の中央部が高い円錐形をしたこの街は不思議な幾何学に基づく奇怪で異様な建造物郡で構成されている。どの建物も一様にごつごつとして見え、暗緑色の巨石で構築されており、見たこともない不定形形の岩肌なのに、明らかに自然のものではないと理解し妙に不安を掻き立てられる。何もかもが大きく、遠近法すら怪しいような地形と、山の頂、街の中心部に向かうほどに、太鼓のような音が聞こえてきます。お祭りでしょうか? いいえ、現実逃避をするのは止めましょう、だんだんとその音は大きくなり、……いや、もう太鼓ではないことは明らかで、何かの呼吸音か、鼓動音のように規則的に響く打撃音が腹の底へ反響するたびに背筋を嫌な汗が濡らしていく。SANC(3/1d6+3)」

気付けば車内は酷く生臭く、周囲の建物はどんなに高い建物も天辺から根元までテラテラと濡れたような色でグロテスクに輝いている。また海藻のような見た目に汚らしい草が建造物のあちこちに繁茂し、さらにその陰から視線のようなものを探索者たちは強く感じるだろう。SANC(3/1d6+3)

ふと、車が止まる。進行方向には大きな建物が鎮座しており、車はその門が開くのを待っているようだ。

門が開くと、車内にいるのに門の中から酷い腐臭が吹き付けてきたのがわかるだろう。
門の中は真っ暗で、探索者たちの目には何も見えない。
門が開くと、太鼓の音だと思っていたものは鼓動の音、笛の音だと思っていたものは呼吸の音で、何か想像を絶する巨大な何かがこの奥にいるのだとわかる。SANC(3/1d6+3)

程なくして中からクトゥルフの触腕が伸びてくる。それを目撃したらSANC1d8/1d20(目撃が一部なので。眠っているクトゥルフは全身を外に出すことはないでしょう)
触腕は車に巻きつき、その建物の中へ探索者たちを車ごと軽々と引きずり込みます。
そして闇の中、何も見えないまま探索者たちは恐怖と体をギリギリと締め付けられる恍惚と、苦痛に塗れながら、自分が何に殺されるのかも知らずに絶命します。(ロスト)

<男を殺して死体を持って帰る>
この男の死体はTrue2には影響しません

★NPC
●ハスミ(♀)26歳
STR 11 CON  8 POW 11 DEX 14 APP 10
SIZ 13 INT 11 EDU 11 
正気度 40/55(初期状態/一時的狂気:感情の大噴出)
アイデア55

ハスミの動き

「とりあえず、この山からおりよう、ここはヤバいよ。あの男がまだこの辺うろついてるかも……」

「ねえねえ、この世界についてどれくらいわかってるかんじ? アタシ? アタシはぜんぜーん」
(情報整理させる目的)

ハスミを自販機の近くに連れて行くと、ハスミはポケットを探って「鍵B」の存在を思い出す
「なんか喉渇かない? ジュース買えるお金ある? 100円くらいポケットにツッコんでないかな……あれ?」

もしくは駅員室に一緒に入るとじわじわ思い出す(PC行動1回につきアイデアロール)

自販機の近くや駅員室に連れて行かなくても、ハスミに何か持ってないかと聞くと、鍵Bを探し出してくれる
「えー?何かないかっていわれてもねー。バッグはたぶん今頃電車の網棚の上だしー
ポケットにはハンカチと-、ティッシュとー、ボールペンにー、……あれ? ああ! そういえばこんなの持ってたわ!」

(手に入っていないアイテム、情報のある場所への誘導)
・駅のホーム〈自販機・ベルボックス)
・待合室〈手帳)→駅舎内での睡眠の提案
・駅員室→鍵A探索・鍵Bの想記


★脱出方法
電車がホームにいる状態で鍵A、Bを使用すると、ホームの発車ベルが鳴ります。(このタイミングで「あ、ところで鍵はどうしますか?」と入れる)
(ちなみに手帳、死体はこの世界の物ではないから持っていてもEND2には影響しない)
(影響があるのは鍵AB、ジュース、その他この世界の物)
を鳴らせば、探索者たちが見ている前で「電車が発車します、お忘れ物のないようお乗りください。駆け込み乗車はおやめください」とアナウンスが入り、電車が動き出します。

「電車が……動いた……!
あ、見てる場合じゃない、乗らなきゃ!! のりこめー!!」

電車の扉が開いている場合
DEX順に
DEX×5ロール
死体を担いでいるとDEX×n-10(投擲-10でシュートすることもできます)

電車の扉が閉まっている場合
一番最初にDEX×5に成功させた人が「開ける」係、それ以降のPCは↑と同様の処理

電車は徐々にスピードを上げていくので、PCの行動が1巡するごとにDEX×4、×3と減らしていきます。
(鍵Bは何度も使用できますが、電車がきさらぎ駅のホームに戻るまでには一晩眠る必要があります。)

複数人の探索者がおり、誰かがきさらぎ駅側に残った状態で鍵Bを現実に持ち帰ってしまうと、残された探索者は脱出できなくなります。(ロスト)

*ハスミの処理
①ハスミ成功 探索者全員失敗 そのまま見送ってください、END1確定です
②ハスミ成功 探索者一部成功 一部失敗  成功組はそのまま脱出させ、残りの探索者が成功するまで見守る
③探索者全員成功 ハスミ失敗 
鍵をその場に残している場合はEND1
「心配しないで! きっと次の電車には乗るから! だから、向こうで待ってて! 必ず会おうね!」

鍵を持ち逃げしている場合はどのみち持ち逃げ者はEND2



◎True
・ハスミを生還させた
・鍵などきさらぎ駅のものを持ち帰っていない
・飲食物を口にしていない

遠ざかるきさらぎ駅を見ているうちに、目の前が暗くなります。無事に現実に帰れるだろうかという不安を抱えたまま、あなた方の目の前は真っ暗になります。
そして、次に目を覚ますと、そこは最初に乗った電車の中です。
車内は生きた人間の気配につつまれ、それがなんだか酷く懐かしいように感じられ、安心します。
どうやら無事に帰ってこられたようだ。時計を見ると、元の電車に乗った時間から20分ほどしか経過していない。
夢だったのだろうか。
しかし、目を覚ましたあなたたちの目に飛び込んできました。

器用につり革に掴まったまま眠っている、ハスミの姿が

SAN値報酬
1d6+1


◎True2
・死体を拾って電車に積む

遠ざかるきさらぎ駅を見ているうちに、目の前が暗くなります。無事に現実に帰れるだろうかという不安を抱えたまま、あなた方の目の前は真っ暗になります。
そして、次に目を覚ますと、そこは最初に乗った電車の中です。
車内は生きた人間の気配につつまれ、それがなんだか酷く懐かしいように感じられ、安心するでしょう。
どうやら無事に帰ってこられたようだ。時計を見ると、元の電車に乗った時間から20分ほどしか経過していない。
夢だったのだろうか。
しかし、目を覚ましたあなたたちの目に飛び込んできました。

器用につり革に掴まったまま眠っている、ハスミの姿が。

そして……

不意に携帯電話にメールが届きます

「お嬢さんたち、ありがとう」
「おまいらマジtnks! お家なう! 娑婆の空気最高ーー(゜∀゜)ーー!!」

送信元に心当たりはない、
だが、あなたたちは安堵しただろう

彼らの魂もまた、あなたたちと共に帰ってこられたのだ、と

SAN値報酬
1d6+(ハスミ、手帳の人、線路の人 連れて帰ってきた人数の合計値)



◎Bad END
・鍵などきさらぎ駅のものを持ち帰っている
 or 
・きさらぎ駅で飲食物を口にした

遠ざかるきさらぎ駅を見ているうちに、目の前が暗くなります。無事に現実に帰れるだろうかという不安を抱えたまま、あなた方の目の前は真っ暗になります。
そして、次に目を覚ますと、そこは最初に乗った電車の中です。
車窓には暫くぶりに見る気がする日の光が見え、沢山の人のざわめきに包まれています。
どうやら無事に帰ってこられたようだ。安堵して携帯の時計を見て、貴方は気がつきます。
乗った時刻から大幅にずれていることに。

電車を降りて辺りを見回してみると、自分の住む街に、似ているようで似ていない。
駅の看板や案内板の文字は、読めるようで読めない。
ここは、いったいどこなのか。まだ夢を見続けているのだろうか。

ああ、そうだ、夢に違いない。だって、あの駅で手に入れた品物がまだポケットに入っている。
不意に駅のアナウンスが耳に響いてくる

「お忘れ物のないように【お乗りください】……」 と。

あなたは、致命的な忘れ物をしてしまった

物を「置いてくることを」忘れてしまったのだ

◎NormalEND
・ハスミを殺したor駅のホーム以外の場所に置き去りにした

遠ざかるきさらぎ駅を見ているうちに、目の前が暗くなります。無事に現実に帰れるだろうかという不安を抱えたまま、あなた方の目の前は真っ暗になります。
そして、次に目を覚ますと、そこは最初に乗った電車の中です。
車窓には暫くぶりに見る気がする日の光が見え、沢山の人のざわめきに包まれています。
どうやら無事に帰ってこられたようだ。

あなたたちは自分の目指していた駅へと降り立つ。

駅の構内を歩いていると、ふとあるポスターが目に飛び込んできた

「<行方不明者 情報求む!>
葉純圭子 26歳(行方不明当時)
肩までの黒髪 グレーのスーツ着用
目撃情報は藤塔市警察署まで……」

あなたは、その女性の顔を、どこかで見たことがある気がした

クリア報酬
1D3

「待合室の死体」と「線路脇の死体」による報酬ボーナスは、ここでは適用されない
あくまで死体ボーナスは「TrueENDのおまけ」だから


◎Bad 2
・電車操縦席に乗り込み、無理矢理<操縦>技能を振り、ハワイで親父に(ry)で電車を操縦した場合

遠ざかるきさらぎ駅を見ているうちに、目の前が暗くなります。無事に現実に帰れるだろうかという不安を抱えたまま、あなた方の目の前は真っ暗になります。
そして、次に目を覚ますと……


車窓の向こうには、海が広がっていた


窓を開けずとも車内に漂う磯臭さに目眩がする。空は鈍色に淀んでいて、人生で一度も見たことのない奇妙な建物が海岸沿いに並んでいる

「………き、……駅……お……r……ny……」
酷いノイズの混ざるアナウンスと共に電車は止まり、扉が開いた
扉の向こうから


目と目の距離が異常にあいた、まるで魚のような人間? いや人間のような魚が………







★アイテム
※これ以外にも、この駅周辺の品物を持ち出してしまうとENDが分岐します。
【鍵(A)】
駅員室にあります。
【鍵(B)】
ハスミが所持しています。
【手帳】
待合室のベンチの傍に落ちています。
【自動販売機のドリンク】
買えます。飲めます。味もおかしくないです。
【死体】
「ベンチ下の死体」
「線路脇の死体」
男を殺した場合は「男の死体」
ハスミを殺した場合は「ハスミの死体」
上2つはTrue2に影響
下2つは関係しません
ちなみにハスミを殺した場合ハスミは「生還」ではないためEND3に進みます(死体を持って帰っても)

参照元

お返事

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@raidy9
ユーザーページ
藤堂雷
伺かデベだよ。 軽率に人を殺すタイプの人間だから発言には死体と臓器と、あとBLなどもホイホイ出てくるよ、フォローボタンは覚悟を決めてから押せ。

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